ときには、クライアントの希望を聞かないこともあります。
それは、広告づくりにおいて、
「どう思わせたいか」より、「どう思われるか」という視点を
大切にしているから。
「買わせたい」と思ってつくった広告が、
「買いたい」と思われる広告とは限らないのです。
消費者の視点でクライアントや商品を見た時、
何が、その商品の魅力であり、競合商品ではなく、
こちらを選ぶ理由となるのか。
それをきちんと表現することが、優れたクリエイティブだと思うのです。
そのため私たちが大事にしていること。それは「普通」の人としての感性。
あふれる情報の中、メッセージを伝えるには
伝えたい相手をきちんと理解することが大切です。
だから、広告を受け取る人たちと同じように、
驚いたり感動したりできる「普通」の感性で、
企業や商品の情報を、ことばやデザインで具体化し、
わかりやすく伝える仕事をする。
そのためには、時間と労力を惜しまない。それが私たちのやり方です。
|
|
|
|